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2011 CAMARO #4 【実走行テスト FSW No.1 編】
1ST-4Thまで歴代のCAMAROのRACE CAR すべて乗った経験が有る私にも5Th CAMAROの素性の良さははっきりと分かりました。ほとんどノーマル(RACE CARに比べて)エンジン関係は吸気から排気系コンピューターも手を加えていない車輌なのに、足回りとメンバーのブッシュ類、ブレーキのライトチューンでこんなに走っちゃうんだー!』と驚いたと共に普段から皆様に言い続けている『パワーは最後。トータルバランスの良い車を製作して走り込んで下さい。』とお話しさせて頂いている方向性が間違いではないという事を再確認させて頂きました。 パワーばかりに執着していると逆にラップタイムを落してしまう事が多々有ります。 車のバランスと共にドライバーのスキルも共に進化して行き両方のバランスが上手く調和しないと速く走れないばかりか危険でさえ有ります。 モータースポーツはスポーツです。スポーツは普段からのトレーニングが結果に結びつくと私masaは考えています。
走行後すぐにブレーキの温度や実際のラジエター温度、トランスミッション &デフの温度を確認します。 水温はゲージが壊れているのかと思うぐらい上がりませんでした。 水冷で冷やしているトランスミッションオイルの温度もほとんど上がっていませんでした。 デフの温度が結構やばい!
この日は平日だったのですが、廻りにはスーパーGTやスーパー耐久に参戦している現役プロの方が何人も走行していて、カマロをチェックしているドライバーの方も結構いらっしゃいました。 プロの方々にもアメリカ車の注目度は高かったです! GT300のFIA ZO6R GT3のメンテナンスを行っている東名スポーツの塚本チーフもわざわざカマロを見に来てくれました。 その上温度の計測やデフのトラブルが出た後の確認作業なども手伝ってもらっちゃいました。 塚もっちゃん、ありがとうございましたー! こんな時の為に私は空荷のローダーでFSWまで来ていましたので、CAMAROを積み込んで帰りに中ちゃんを送ってADVに到着しました。 すぐに部品の手配です。(9/4にはINTER CLUB 筑波 第2戦 デビュー予定です) 写真を撮って状況を説明してメールでその日のうちにPFADTの方に対策部品の供給を依頼しておきました。
デフクーラーも取り付けるのでフィッティング類の加工とデフオイルポンプの手配です。 2日後位にブッシュの材料が届いたので製作です。
種子島のロケットの関係で開発された遮熱塗料を塗った後にサーモラップをまいておきました。 クーラーコアの取り付け場所を考えてコア&ポンプの設置です。 先行きのメンテナンスのことも考えて位置決めをし、マウントを製作し取り付けます。 もちろん洩れも確認して終了です。 |