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ADV ZO6 # 4 サスペンション
リアアームは純正よりキャンバーの関係で長さが欲しかったのでクロモリの板材より製作したものですが、近年タイヤの構造の進歩によりキャンバーを起こす方向に成ってきていますので、純正アームでも現在使用中のSタイヤ等では十分適切なアライメントに調製可能なので、純正のアームでも事足りると考えられます。 アーム類の調製部分は純正のエキセントリックなワッシャー&ボルトを使用した方式を廃止してPFADT社製のCAMBER KITを使用しています。 それによりボルトナットが動いてしまってアライメントが変化してしまう事は無くなり、サーキット走行を頻繁に楽しまれる方々にはお勧めのモデファイの一つです! Sway bar(スタビライザー)もPFADT社製の調製式+PILLOW BLOCKSマウントと合わせて使用しています。 ここに部品のチョイス&組み合わせを記載しましたが、最終的にはすべての部分の調整とバランスを取るという作業方が手間や時間、コストがかかる作業なのです。 実際にサーキットでレーシングスピードでの走行を繰り返し、データを取りながら良い位置を探していく作業が繰り返されます。 2シーズンを終了した現在でも『もう少しこうすれば さらにトラクションがかかるのでは?』『パーシャル時のアンダーを軽減させるには?』など色々なアジャストが他の部分との組み合わせでどんどん出てきます。 ブレーキの効きもサスペンションのセッティングで大きく変化します。 エアロなどの付加物も姿勢変化のスピードで著しく変ります。 それらを少しでも良い方向にセッティングしていくにはサーキットでの実走行でのデータ取りを繰り返す事が不可欠です。 今日もアドバンスオートでは『あっちが立てばこちらが立たず・・・』的な思考錯誤を繰り返して悩み続けていますが、その作業の繰り返しにより、実際に経験した事実を元に皆様の車輌のモデファイが確実な方向で進んで行くのではないかと考えています。 |